鮎の生態研究
日本の古来種 鮎って魚はどんな魚



鮎の遡上は4月頃から始まり、雪代時に海から川に上る。1日2kmも遡上し,遡上初期は動物性のプランクトンなどを捕食。ドブ釣りと呼ばれる毛針で釣れる。

その後、石のコケを捕食し始め、淡水魚種の中では比較にならないスピード(1日1g以上)で最大約30cmまで急成長する。この頃から、水当たりが良く、良質なコケが生え、なおかつ捕食しやすいなめらかな石に定着し、ナワバリを持つようになる。ナワバリ意識が芽生えると闘争心が沸き鮎の特徴でもある、追い星と呼ばれる黄斑が濃く鮮明になる。すると自身のナワバリに進入して来た鮎を排除する為に、急所である尻ビレや肛門近く目がけて追撃する。


(鮎のトレードマークと言うべき追い星 追いの強い鮎は3カ所が黄色くなる)

その習性を利用して生まれた釣りが、「現代の鮎の友釣り」である。歴史上は何時始まったか、様々な諸説があり、確定はしていない。オトリ鮎と呼ばれる生きた鮎にハナカンを通し、尻ビレにハリス付きの錨を付けて、泳がせながら操作してナワバリに入れると追った鮎が掛かってくる。餌で釣るのでは無く、習性を利用して掛ける他に類を見ない釣りである。

鮎が釣れる川を見渡すと、流れの緩いプール状のポイントや浅場に群で仲良く泳いでいる鮎は群鮎と呼ばれ、基本的にナワバリを持たない。一見足がそちらに向いてしまうが、基本的に闘争心の無い鮎は友釣りのターゲットでは無い。良いエサ場を持った追い気のある鮎だけがターゲットとなる。



鮎竿で友釣りする際に必要なタックルは
鮎竿・タモ・ウェイダー・ベルト・仕掛・引船(釣った鮎を生かしておくもの)

今回鮎疑似餌研究所での研究内容はルアーをオトリ鮎のように操作し、友釣りと同じ習性を利用した釣り方で鮎を攻略する事である。

 
 
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